先輩情報

ロール段取り

将来が見えない。
初めて入社した会社は、水に合わなかった。
どれだけ頑張っても、上に行けない組織制度。
殺伐とした人間関係。
本気で悩んだ。

その時に出会ったのが、田中社長。
きっかけは、友達のつて。
ひととおり、社長の前で悩みを吐きだした。
そんな僕に、社長は、手を差し伸べてくれた。
「オレのところに来るか?
職場の雰囲気はいいし、
実力主義だから、年齢に関係なく上に行けるぞ」

「お世話になります」
即答した。迷いなどなかった。

社長の言葉を信じて、頑張った。
まずは、結果を残そう。そうしたら、上に行ける。
品質管理、保管・出荷、生産補助。
全てにおいて、一人前になることを目指した。

ある日、上司に呼び出されて、こう告げられた。
「根橋。リーダーをやらないか」
社長の言ったことは本当だった。
嬉しかった。同時に、信じられなかった。
20代でリーダーになれるなんて、思ってもみなかったから。

リーダーになった僕を待ちうけていたのは、大きなプレッシャー。
大先輩を従えて、現場の効率を上げる。
「本当に、自分につとまるのだろうか…」不安になった。
でも会社は「根橋一也」のポテンシャルを信じてくれた。
その期待に応えられなかったら、男として失格。
とにかく、食らいついて頑張った。

今では、仕事を楽しめる余裕も出てきた。
大先輩と冗談で笑い合いながら、現場を回せるようになってきた。
でも、満足はしていない。
もっと、上に行きたい。
あの時の僕を採用してくれた社長に恩返しをするために。